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私の夢の一歩

こんにちは。

ハピネスラボ絵画・造形教室、講師の大野麻依です。


今春、教室で大人気だったプペルTシャツを作ろう!が、

まもなくアートキットとして販売に手が届きそうです。


アートキット販売の目的は、

「いつでも誰でもどんな場所でもアートを楽しんで欲しい!」です。



もう13年前になりますが、母が急に病気が分かり、即入院になりました。

今まで病気なんてしたこともなく、子どもが大きくなってからは、ずっと仕事にでかけたり、休日は日帰り旅行に行ったり日々忙しく生きていました。


それが本当に急に全て無くなり、無機質な真っ白い空間に入り、

毎日パジャマを着て、消毒液の匂いに包まれました。


母は運が良かったようで臍帯血移植がうまくいき、後遺症は多々あるものの、

退院して今は父と二人趣味を続けながら自宅で暮らしています。


今回のコロナ禍で、いつまでも胸に残っているメッセージがあります。

作家でタレントの乙武洋匡さんが、いつかあげていた言葉です。


「みんながいる今の閉じ込められた非日常が、いつもの日常という人達が沢山います。

僕らがどれだけ声をあげてテレワークを推奨しても動かなかった企業が、いとも簡単にはテレワークを導入しました。こんな短時間でオンライン授業が導入されました。いつかコロナが明け、みんなが日常に戻っていくなかで、その非日常の中で生きている人達の事を忘れないで欲しい。」


そんなメッセージでした。

(私の記憶のフィルター越しの文になっているので、そこはご了承下さいね。)



私の母は退院できたけれど、何年も病院にいる子ども達をたくさん見ました。

その後も友人の子供が、母と同じような病気で入院したこともありました。


そんな子ども達に提供できる時間はほんの一瞬かもしれない。

痛みを紛らわす事も出来ないかもしれない。


でも、出来るかもしれない。


何か力が湧くかもしれない。



そんな私の 夢の一歩 なのです。


教室の子ども達からお借りした、プペルのTシャツ作品です。



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